エマージェンシーバック実験

近頃、例会や冬山の勉強会でよく登場する寝袋タイプのアルミ蒸着シートを使ってお試し実験をしてみました。
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方法は強風(13m/s)小雨のベランダでシートに包まってみるだけ。
根性無しなので測定時間は30分だけ、1分ごとに外気温と湿度、シート内の温度と湿度を測ってみました。

平均外気温4.6℃、湿度73.5% この時期にしては暖かいながら、風の為に体感温度は低く、じっとはしていられないぐらいでした。
シート内平均温度は11.9℃、湿度74%  快適な温度ではないながら、雨風をしのげるのであるのとないのでは雲泥の差です。

問題点としては、断熱効果は全く無いので、冷たい所に置くとダイレクトに冷たい。(マットを敷く等工夫が必要)
それと思いっきり蒸れます!
平均湿度では外と変わらないですが、実験開始時の61%からどんどん上がっていきました。
30分でシートの内側は水滴ができるぐらいにムレムレだったので、長時間のビバークだとびしょ濡れの可能性があります。
携帯電話の電波も若干邪魔をするようなので注意が必要かもしれません。

コンパクトで安いし、雨風から守ってくれるので、いざという時に持っていると絶対に役に立ちます。
でも、これさえ持っていれば快適にとはいかないようです。

おまけでシュラフカバー代わりにアルミシートを被せてみました。
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風を遮る分か、少しだけ暖かくなったけど、湿度は4%ほどアップ。
シートと寝袋の間は湿っぽくなっていました。
素直にゴアテックス等のシュラフカバーを使った方が快適に過ごせそうです。
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by babishe2009 | 2009-12-12 18:19 | 道具 | Comments(3)
Commented by ふじ at 2009-12-12 23:00 x
なるほど、微妙な結果だな
あれば良い、でもシュラフカバーの方が良い
どちらを選択するか・・・
Commented by sこりん at 2009-12-12 23:50 x
貴重な実験結果、ありがとうございます。
まだ買ってないですが、参考になりました~(^^)/
Commented by Mです。 at 2009-12-13 19:04 x
ご苦労様でした、蒸れはいかんともしがたいですね。
使っている人は、穴を明けたりして通気を確保しながら使っているとのことでしたが、冬に向けては検討の余地がありますね。
断熱効果についてはザックの上に座るとかしないと確保出来ないです。
とりあえず、今シーズンは山中ビバークしてみるか…。
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札幌発バビシェ・マウンテン・クラブの活動記録です


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