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新雪のチロロ岳(1880㍍)=2013年10月14日

チロロ岳(1880㍍)=2013年10月14日
 ■メンバー(3人) 高やん、フナコッシ、kuroneko
 ■タイム 千栄山の家5:30⇒チロロ岳登山口6:20⇒尾根乗っ越し地点8:30\8:50⇒チロロ西峰コル9:50\10:10⇒チロロ岳山頂10:30\11:20⇒西峰コル11:35\11:40⇒尾根乗っ越し地点12:15\12:40⇒登山口14:30<下山>



この日の軌跡
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 13-14日でチロロ林道から二岐沢二ノ沢経由で北戸蔦別岳、戸蔦別岳、幌尻岳(七ッ沼カール泊)を行く予定だったが、狩猟解禁(10月1日)に合わせて、林道入り口のゲートが閉まっており、森林管理署も含めていろいろあたってみたが、解錠できず断念。急遽の代替山行として隣のパンケヌーシ林道を使って、13日はペンケヌーシ岳(1750㍍)、14日はチロロ岳を登ることにした。13日はペンケヌーシ岳登山口まで行って準備をしていたら、重いみぞれ雨が降り始め、2時間余り待機するも雨勢弱まらず撤退。沙流川温泉で温まった後、日高町千栄(ちさか)集落で、地元住民有志でつくるNPO法人が運営する「千栄山の家」(1泊500円)に泊めてもらった。ふとんはふかふかなものが用意されており、千栄を訪れる人への心遣いを感じた。他パーティー2人と一緒に過ごし、英気を養い、14日にパンケヌーシ川支流の曲り沢からチロロ岳を目指した。
 曲り沢はc1300付近で水が切れるがところどころ凍っており、冷や冷やしながらスリッピーな沢を登った。沢の最上部あたりから雪が出だし、尾根乗っ越し地点からさらに西峰コルに突き上げる沢沿いを登ったが、上半分は新雪の世界だった。稜線に上がると、幌尻岳~北戸蔦別岳の稜線をはじめ360度の大展望を楽しんだ。曲り沢の登下降は、この時期はちょっと寒いが、水流があるうちは沢靴で沢中を行ったほうが安全と思われる。渡渉、へつりが頻繁にあるので。
 総歩行距離=13・849㌔。

<参考>ゲストハウス「千栄(ちさか)山の家」事業についてー以下のURLから
http://www9.plala.or.jp/tiroro/
http://www9.plala.or.jp/tiroro/sab-01.html

 連絡先 千栄山の家代表=松本さん 01457-6-2697

 札幌から見ると日勝峠の麓、国道274号沿いに位置した日高町千栄は、もともとの地名は「チロロ」だったのが、和名への変更時に、「いつまでも栄えるように」との願いも込めて、「千栄(ちさか)」の地名になったという。千栄山の家に飾ってある往時の地図を見ると、かつては製材所があったり、呉服屋があったり、集乳所があったり、パチンコ屋があったりーと、街道沿いの林業と酪農の賑やかな街だったことがうかがえる。しかし人口統計ラボの最新の数字をみると、現在は「73世帯、人口142人」となっている。道内多くの小集落同様、高齢化率が40%を超え、過疎化、高齢化の進行が進んでいるようだ。山の家でお世話になったNPO法人の松本さんとはゆっくり話する機会がなかったが、山の家での細やかな気配りが心に沁みた。原生的な自然に溢れる日高山脈北部の懐に入りやすい地理的利点、周辺環境の素晴らしさを考えるとき、こうしたゲストハウスの運営、国道沿いのお花畑づくり、ラフティングや釣り、登山などエコツーリズムの拠点化などを通じて、新規の定住者、地域を守る後継者が育っていくことを切に祈りたい。

チロロ林道わきにある道岳連が所有する「日高登山研修所」(かつての中学校校舎を再利用)。13日の宿として最初、ここに泊まろうとしたが、事前予約なしで不可となった。1泊800円
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結局、その斜め向かいにある「千栄山の家」に泊まった。地元住民有志が運営するNPO法人が整備している元教員住宅だが、暖かくてすごく快適な山荘だった。10人くらいまでは泊まれる。1泊500円。14日朝はここから出発した
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登山口から約15分、北電の取水ダムまで立派な道路を歩く
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曲り沢を行く。ところどころ凍っていてヒヤヒヤものだった
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新雪の光景
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チロロ西峰コル付近から見たチロロ岳(左奥)
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チロロ西峰コル
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チロロ岳山頂を目指して
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チロロ岳山頂にて
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山頂から南に眼を転じると、幌尻岳~北戸蔦別岳の稜線がのぞめた
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チロロ西峰が正面に
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曲り沢からは、13日に行こうとしたペンケヌーシ岳(正面奥)がよく見えた
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曲り沢にある北電の取水ダム付近が紅葉が見ごろだった
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by babishe2009 | 2013-10-14 22:56 | 尾根 | Comments(0)

北尾根~風不死岳(1103㍍)~楓沢=2013年10月6日

風不死岳(1103㍍)~楓沢=2013年10月6日
 ■メンバー(6人)yナリ、センセイ、ハンテツ、フナコッシ、トド、kuroneko
 ■タイム 北尾根登山口6:40⇒風不死岳山頂8:10\35⇒下降地点c800地点9:15\40⇒楓沢起点c510二股10:25\40⇒c390地点11:30\12:10(山遊びタイム)⇒紋別橋13:25<下山>

この日の軌跡
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動画

(撮影・トド)

 カエデの紅葉ピークを狙って、昨年より1週間早く、支笏湖畔・楓沢に入った。平年並みと思われる今年はピークはもう数日~一週間くらいあとだったかもしれない。
 当初は大沢を遡行しての入渓を考えていたが、北尾根経由で落着した。楓沢への入渓ルートとして、c963ポコ手前からも狙ったが、濃密なササやぶ漕ぎが面倒そうだったので、c963ポコを下ったc800付近で登山道を離れた。平たん地の薄いブッシュ帯から、c963ポコの東尾根を乗っ越して、楓沢上流部への入渓を試みた。シカの踏み跡、痕跡がそこらじゅうに見られ、支笏湖周辺のシカ密度の高さをうかがわせた。
 楓沢の「苔の洞門」は何度見ても、自然が作り出した景観の見事さに驚いてしまう。樽前山の大噴火に伴う火砕流が堆積してできた凝結凝灰岩が、山腹を流れる火山灰を主とした土石流の浸食によってできた造形とか。苔が見事な演出効果を発揮している。懸垂下降は昨年同様、4回行った。
 本家の「苔の洞門」が開放されていない今、貴重なルートであるのは間違いない。年々、崩壊(浸食)が進むのはやむを得ないだろうが、いつまでも細々とでも探訪できることを願って。

北尾根から登山道を行く
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北尾根の黄葉
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風不死岳から南に延びる登山道を行く。稜線付近は今まさに紅葉のピークか
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c963ポコの東尾根周辺は裸地が断続する
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楓沢のカエデ
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楓沢の「洞門」SHOTS(苔と廊下の光景)
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by babishe2009 | 2013-10-07 23:30 | | Comments(0)
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札幌発バビシェ・マウンテン・クラブの活動記録です


by babishe2009
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