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ハチにもご注意を!

今年は山や沢での重大事故が頻発していますが、8月2日には羊蹄山でハチによる死亡事故もおきています。
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ハチに刺されて亡くなるのは老人や小さな子供というイメージがあったのですが、今回は40代の女性でした。
登山道わきの岩の隙間に作った巣に気付かずに踏むなど、刺激を与えてしまった為に刺されたようです。


9月〜10月の初旬はハチの巣が最大になり被害も多く発生します。
そこで、ハチに刺されない方法と刺された場合の対処法を紹介したいと思います。

刺されない為に
ハチは巣を守る為に攻撃してくるので、巣には近づかないようにしましょう!
単独で飛び回っているハチが襲ってくる事はほとんどないので、手で払ったりせずに身をかがめてやりすごして、飛んで行く先を確認して下さい。
同じ場所から行ったり来たりしている時は巣がある可能性が高いので、できる限り近づかないようにしましょう。
(オオスズメバチは餌場への縄張り意識も強いので注意が必要)
黒い部分が攻撃されやすく、白や銀、黄色は刺されにくいので、帽子をかぶるだけでも刺されにくくなります。

刺されてしまったときは
かなり痛いですが、重症になる事はあまりありません。
種類や体質によって反応に差はありますが、ズキズキと痛み腫れあがり、広い範囲がむくんでとっても痒いです。(1週間ぐらい)
たくさんのハチが襲いかかってくる事があるので、まずは身をかがめて避難して下さい。(できれば50mぐらい)
次に、刺された傷口はすぐに水で洗い流し、手で毒を絞り出します。
(口で吸うと口内に傷があると危険なのでダメです)
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ポイズンリムーバーですぐに毒を吸い出すと腫れもすくなく、治りが全然違います。
安いものはアウトドアショップで1000円ぐらいで買えます。
コンパクトで軽いので夏場はパーティーに一人は持ち歩くようにして下さい。
                                                                                                                  
虫さされ用の副腎皮質ホルモン含有の抗ヒスタミン軟膏(ステロイド剤軟膏)や内服剤が効きますが、アンモニアは効果がありません。
間違ってもオシッコはかけないようにして下さい。(ばい菌が入るだけです)

万が一ハチ毒アレルギー体質の場合は全身に紅班やかゆみが出たり、吐き気や呼吸困難になる事もあるので救助要請して下さい。
アナフィラキシーショックは短時間で危険な状態になる場合もあります。
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自分の体質が気ななる方は病院の検査で調べられ、処方箋があればアナフィラキシー症状を緩和する自己注射(エピペン)を購入できます。
http://www.epipen.jp/
価格は1万6千円ぐらいで使用期限は2年だそうです。
羊蹄山の事故でも使用したようですがダメだったので、症状を緩和する薬でこれがあれば安心というものではありません。


登山道では注意していれば巣に気がついて避ける事も難しく無いと思います。
沢でのヤブ漕ぎや、トイレで登山道を逸れる時は気付かずに巣を刺激する可能性が高くなります。
残り少ない夏山シーズン気を付けて安全に楽しみましょう。
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by babishe2009 | 2010-09-10 17:52 | 紹介 | Comments(0)
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札幌発バビシェ・マウンテン・クラブの活動記録です


by babishe2009
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